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little handsome

小指には何を着けますか。何も着けないという方もいるでしょうし、細くさりげないリングを着けているという方もいるでしょう。私は小指にシグニットリングを着けるというスタイルがとても好きです。

たまに着ける指に意味はありますかと聞かれますが、私個人的には全く気にしておりません。もちろん、形式的に左手の薬指の指輪は既婚の証などあるのですが、正直そうしたものにもあまり捉われたくないとすら思っています。好きなものを好きな指に着ける、それが何よりの正解です。けれど、どこに何を着けるか(あるいは着けないか)でその人の態度が透けて見えるというのは感じます。

私にとって小指とは、少女性の指です。他の指に比べて小さくて細くて、守るべき存在です。大抵の場合、その指に似合うものを選ぶと思うのですが、私はあえて真逆の存在感であるシグニットリングをあしらいたい。シグニットリングはそもそも長い歴史の中では男性中心の持ち物なのです。多くの場合、自身のイニシャルや紋章を刻んで携えていました。いわゆる色彩や輝きといった華やかさはないので、無骨なように思えるかもしれません。しかしその"道具である"というストイックな雰囲気が、女性の繊細な小指に嵌めたとき、良い気品に変わると思うのです。ちなみに、手とのバランスはありますが、ボリュームは大きいほど様になると感じます。潔く小指にそれ一つだけはめて、他は腕時計やブレスレットなどを合わせるくらいがちょうど良いと思います。少女性を自ら奮い立たせる、私の中のかすかな強気がそうさせるのかもしれない。