LABO

懐かしい美しさの探求

〈LABO〉は古くから愛されてきた素材たちに目を向け、自然の中で生まれる奥深い美しさを再発見していく取り組みです。宝石研磨彫刻と言われる伝統的な工芸技術を用いながら、素材に眠る繊細な色彩や質感を丁寧に引き出していきます。現代の画一的な宝石の基準や希少性とは距離を置き、東洋に生きる私たちの感受性をベースとした美しくも懐かしい素材観を、シーズンごとにお届けいたします。


〈LABO〉はシーズンごとに取り組む1点ものを中心としたコレクションです。素材を厳選し、1点1点異なる繊細な表情を生かして仕立てるため、期間を限定してオーダーを承ります。シーズン終了後、アトリエアーカイヴとなった展示品をサロンにてご紹介しています。

‘25 Autumn & Winter _ 黄昏れ

黄昏れの時
黄昏れ時の静かな沈黙。一日の、そして人生の円熟のような奥深い美しさを、虎目石と瑪瑙という二素材の景色を通じて見つめます。


‘25 Spring & Summer _ 霞

記憶の粒度
霞という現象は空気に混ざる微細な粒子に光が散乱することで生まれるという。カルセドニーを通じて、色未満の繊細な光の余韻の探求。


‘24 Autumn & Winter _ 茜

地に根ざす赤
赤は「明ける」から、黒は「暮れる」から生まれた。風土という地に根ざし、文化という知に根ざした、日本的なる赤との向き合い。


‘24 Spring & Summer _ 水晶

光と影のあわいに
光と影、そのあわいに立つことで浮かび上がる美しさがある。木洩れ日のように温かで心地の良い、春の影を切り取るような素材の探求。


‘24 Spring & Summer _ 翡翠

翡翠という風景
「風景は心の鏡である」東山魁夷の言葉に重なった、翡翠。素朴さと力強さが残る美しい野山のような、日本の豊かな自然の記憶を呼び覚ます。


Collection

BASICS

タイムレスな美しさを求めて

アトリエが目指すのは、タイムレスな美しさです。百年先も愛されるものとなるために、百年以上前から生き残り続けてきた形や手仕事を紐解き、現代の洗練をもって再解釈。過ぎゆく時代に、身につける女性たちそれぞれの時間に。美しく調和し、寄り添い続ける永い定番を探求しています。

 

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