ながく愛され続けるものは、身につける人にとって在ることが自然で心地良いもの。〈Nude〉は、私たちの始まりである〈Je t'aime〉の流れを汲んだ手仕事による彫刻的なアプローチで、人や生き物の中にある生命の本質的なかたちを象ったシリーズです。身につける人の身体や素肌の延長線上に感じられる心地と、身につけることで引き出されるしなやかな洗練を、ゴールドのシルエットだけで表現しています。装飾性を削いだゴールドだけの“素”の装身具は、現代女性の多様な生き方に自在に馴染み、さまざまな時間や場所、年代に捉われることなく寄り添うものに。身につける人本来の美しさを引き出し、身につけることが自然な姿であるような、心身への一体感を見据えて〈Nude〉と名付けました。

〈Nude〉では、最も人に馴染む形は生きている命のかたちにそのヒントがあると捉え、特定のモチーフではなく、命を生き物たらしめる「張り」に着目したシルエットを追求しました。ベースとしたのは、ゴールドバンドやフープピアスなど、装身具の最も原初的な“素の形”。現代の多様なスタイルへ馴染むための時を超えた普遍性を見つめながら、日常に寄り添うサイジングや質感など、現代的な解釈をもってさらに洗練させています。シルエットに自然と浮かぶ光のつやは、女性の素肌とよく似ています。自然体のままに心も身体もしなやかに整える、リラックスと洗練が同居するアイテムたちです。

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24SS 自由の象徴
23SS 横顔は問わずがたりに