私たちアトリエでは、日々の探求の中で見つけた美しさや小さな感動を、本と手紙にしてお届けしています。
2008年にアトリエを立ち上げて以来、ものを作ると同時に、ずっと「記録」という活動を続けてきました。愛用品の探求の道では、たくさんの忘れたくない出来事に出会うからです。失われかけている古典の手仕事や、土地に根付いた風土や文化、遠い誰かと重なる記憶。その中にはすでに失われているものもありました。味わい深く、心に触れるものほど、音もなく静かに消えてしまう。その切なさや尊さを味わうたびに、存在を記録し記憶として残していくことが、ものを作ると同等か、もしかするとそれ以上に大切な活動ではないかと思っています。
記憶の記録。それがアトリエのもう一つのライフワークです。〈BOOK〉や〈Letter〉は、すべてアトリエスタッフの言葉と写真で綴っています。