JOURNAL

姿を印す

姿を印す

古いシグニットリングを見るたびに、これは持ち主がいたものなのだ、と当たり前のことを思わせます。長い時間を経て少し薄れながらも残った手彫りのモノグラムが、不在の誰かの存在を今も浮かび上がらせている。